第37号 田悟農産

小矢部の地元のお店、人にスポットを当てて、紹介するメールマガジン
Oyabe Local Mail 第37号
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創刊:2009/05/01

一歩踏み出す力

「田んぼの仕事が始まって、3時の休憩と5時半から6時位が自分の時間」
「なかなか時間とれんけど、お見合いしましょ!」
あっお見合いか…と、田悟農産のでんでん母ちゃん田悟敏子さんにお話を伺う。

田悟農産には新聞の切り抜きがたくさん貼ってあります。

田悟農産には新聞の切り抜きがたくさん貼ってあります。

ずばり、小矢部はどうですか?とお尋ねした。
「小矢部は周りが認めてくれるまで時間がかかる」
「本当に気持ちをひとつにして何かをやろう!という時の団結が弱いのかなあ」
田悟さんは平成7年から加工食品の製造販売に取り組み、子供が自立した平成15年から本格的に取り組んでいる。

事務所のカーネーション

事務所のカーネーション

「最初は『農作業が第一なんやから迷惑かからんように』と家族の中でも一つになれなかった」
「今は、パートの方達だけでも仕事ができるようになった」
「主人が、漬物や子供のおやつを楽しそうに作っている私の姿を見て、『加工食品をやれば』と背中を押してもらえたのがきっかけ」

田悟農産の事務所には小矢部の特産品を紹介した新聞の記事がずらっと貼られている。
地元のおいしい食材をみんなに紹介したいという気持ちがすごく伝わる。

「道の駅でフレッシュジュースを販売するのはいいんじゃないかな?新鮮な野菜をその場で美味しく味わえる。」
「小矢部にはリンゴもある。蜂蜜もある。にんじんジュースや大根ジュース。二種類の野菜をミックスしたジュースなど…。」
いろんなアイデアが飛び出す。

「道の駅がオープンして、仕事の量はそれまで穏やかな波だったのが、大波になってきた。」
「前に向かって進むしかない。地域で盛り上げていかないと!」
田悟農産の加工食品の中心は、かき餅等の餅類とニシンの糀漬け。取材の日は笹寿司も作られていた。

笹寿司を作る

笹寿司を作る

ニシンの糀漬けは、自家製糀を使い、平成十九年富山県『伝承の匠』に認定される。
「ニシンに、梅雨・夏・秋と四季の移り変わりを経験させてあげる。すると旨味が引き出される。」
愛情を注いで作られていることがよく分かる言葉だ。

ニシンの糀漬け

ニシンの糀漬け

写真の撮影をお願いすると、
「奥さん、メガネはずさんなん」
とパートの方から声があがる。いい職場だから糀も元気なんじゃないかな。

小さな農家が一歩新しい道へ踏み出すことはとても大変な事だろう。
仲間と手を繋ぐことで、一歩踏み出すことと同じ効果が得られる方法もある気がする。

【店舗紹介】
田悟農産

小矢部市畠中 田悟農産

小矢部市畠中 田悟農産


〒932-0043 小矢部市畠中10-11
TEL/FAX 0766-67-1521

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